常識を打ち破る発想方法「もし1万倍になったら?」

ボケてのねた 観想録つまりエッセイ

画像はboketeよりお借りしました

もし今の5割増しになったら?

と考えることはよくある話。

もしガストの山盛りポテトフライが5割増しになったら?

このあたりはちょっと嬉しいかな。でも昔の方が多かった(気がする)ので昔に戻るだけという気もする。

もしTwitterやFacebookのフォロワーが1.5倍になったら?

大して変わらんなw

もし手取りが20万円の給与が30万円になったら?

というのはまあ考えられるところだろう。
特に手取りの給料が20万円から30万円になったら大きく違うはずだ。
それまで、生活費として16万円かかっていたとしたら、小遣いとして使える金額は4万円だったものが、いきなり14万円使えるようになる。

こりゃあ、もう生活のレベルが根本的に変わるよね。っていう話である。
今まで毎日お弁当を作って持って来ていたのに、昼にちょっとリッチに外食できるようになったり、車を買えるようになったり、1Kに住んでいたのが2DKぐらいの結構広い家に住めるようになったりする。それまでGUで買っていたのがユニクロになるかもしれない(笑

この中の全部は無理かもしれないが二つぐらいはできそうだ。

もしインターネットの通信速度が1.5倍になったら?

別に何も変わらない気がするなあ。動画のダウンロードの時間が5割短縮したらちょっとうれしいが、まあ、ちょっとだねえ。

もし新幹線の速度が5割増しになったら?

東京から大阪への出張が完全に日帰りになってしまうってことだな。東京・新大阪間は現在約145分で単純計算すると97分になる。
そうすると、東京から大阪まで2時間かからずに着くことになる。

いまでも東京から大阪への出張は日帰りが多いだろうが、完全に日帰り出張確定である。
リニアモーターカーだと約70分なのでリニアはほとんどいらなくなるよね。これはまずいなw

もし1日の時間が5割増しになったら?

これはまじでどういうことになるのか?ちょっと予想がつかない。

一日が36時間になるのか?体感時間では1.5倍になるのか?
睡眠時間は今の1.5倍必要なのか?

1日8時間労働が12時間になるのか?それとも8時間労働のまま?

これは完全にSF小説のネタだな。これはかなり面白いかもしれない。

本題 もし今の1万倍になったら?

もしガストの山盛りポテトフライが1万倍になったら?

よくわからんがたぶん3トンぐらいになるのではないか?
4トントラックにほぼ満載という量である。積み荷としては積み切れない量だと思われる。
どこに盛り付けるんだ?ギャル曽根でも絶対食べきれない。

給仕された瞬間、ポテトフライに埋もれて窒息死する羽目になりそうだ。
まるで、ドラえもんの栗饅頭みたいな悲劇が起こりそうである。

もしtwitterやFacebookのフォロワーが1万倍になったら?

これはすごいかも。自分のtwitterのフォロアー数は大体千人ちょっとなのだが、1千万人を超えることになる。
そうなるとおそらくはほとんどは日本人じゃないから英語でツイートしなくてはならない羽目になりそうだ。

英語勉強します・・・。

で、英語勉強したとして「なにを書けばいいの?」って話で、何を書けばいいのかさっぱり見当がつきません。
「今日の昼休みは時間がなかったので仕事しながらビッグマックを食べました」
なんて、しょーもない書き込みをしたら、それだけで、

「マクドナルドは体に悪いぞ」

とかいろいろ言われたりして、小心の者自分にはたぶん耐えられないわ。

もし手取り20億円になったら?

使いみち全然思いつきませぬ。
金持ちの道楽というと馬主になったり、車を買ったりとかいろいろあるだろうが、自分はこの手のことは興味がない。

投資したりといったこともあるだろうが、そうなるとお金があるせいで逆にお金のために一喜一憂する羽目になりそうだ。

お金のことは忘れて南の島で暮らしてみようか、なんとも思うが、ここまで収入があるとお金のことが心配になってしまう気がする。
くつろぐのはやっぱりやめて仕事するか!なんていう気もしてくる。

不動産投資とか株式とかは面倒そうだなあ、勉強しないとならないし。
他人に運用させるのも心配だし。
お金があったら自分自身でやってみたいことなると、ベンチャーキャピタルとか、映画を撮りたくて仕方がない人に出資してあげるとか、そんな仕事かなあ。

でもこれもまた口先だけの人に騙されて、やっぱり駄目だった。ってなるのも別に痛手ではないものの癪ではあるな。

趣味だと何かないか・・・あ、そうだ、将棋だ!

資金難の日本将棋連盟に寄付したい。1年の収益すべてで30億弱だから20億とか寄付したら相当助かりそう。
あと、タイトル戦のなかでは最も賞金総額が低い棋聖戦に出資したい。
3か月分ぐらいの手取りをいきなり提供したらぶっちぎりのタイトル戦になるじゃろう。これはめちゃめちゃ楽しいそう。超やべー。

もしインターネットの通信速度が1万倍になったら?

いわゆる5Gってやつの更にずっと先だな。1Tbpsぐらいの速度だと、1TBのハードディスクを転送するのに10秒ぐらいで終わる速度である。
2019年3月に発表された次世代の有線のデータ転送規格のUSB4が、最大40Gbpsなのでこの25倍の速度である。

なんだかそういわれるとどうってことないんじゃないか?って気もしてきたりもするのだが、なんだかでもとんでもないことである。これに対応できるようにパソコンとか機器そのものが進化していなければならない。
CPUとかメモリの転送速度なんかは今の速度の5000倍とかそんなことになっていそう。3DのCGとかとてつもない解像度で瞬時に表示される。多分、半導体の集積度も滅茶苦茶上がって、VRとかとんでもない綺麗なことになってそう。現実と見分けがつかないほどの高精細な画質になるだろう。
電脳コイルの世界みたいに、現実世界にもVRが入り込んで両方が融合した新しい世界ができるかもしれない。

人間はどこかに移動する必要がなくなって、リアルにマトリックスの世界になるかもしれない。

とか、脳のシナプスの伝達をすべて解析するぐらいの処理能力になったら、脳に組み込み型のインターフェースとかができて、人間の思考とコンピュータの処理がつなぎ目なく連携するようになっちゃうかもしれない。なんだかサイバーな世界である。

もし新幹線の速度が1万倍になったら?

1万倍ってどういうレベルなのだかよくわかりません( ゚Д゚)

時速3,000,000キロです。言い換えると3百万キロです、言い換えてもよくわからない・・・。
東京から大阪まで約1秒で着く速度である。そう例えてもさっぱりわからない。

東京から大阪への移動は出張ではなく単なる外出である(って問題じゃないな)。
ロケットが時速おおよそ4万キロなのでこの100倍近く早い。

これだけの物体の持つエネルギーがすべて熱に変わるととんでもない。きっと新幹線は文字通り空気との摩擦熱で一瞬にして燃え尽きる。
このエネルギーの持つ熱量は屈斜路湖の水をすべて沸騰させてしまうほどである(計算が間違っていたらすいませぬ。最初は琵琶湖と言いたかったのだが、琵琶湖に換算すると8度上昇する程度という計算になって、これはインパクトに欠けるなあと思った次第)。

あ、爆弾にたとえてみよう。
この新幹線の持っている運動エネルギーはおおよそ243,055,555,555,556,000ジュールとなる。
広島方原爆のエネルギーは62,760,000,000,000ジュールであり、おおよそ広島型原爆の3,870個分に相当する。こんなものが地上を走ったらまごうことなく大惨事である。

もし、これが実用化するとしたら、トンネルの中は完全なる真空にする必要がありそうだ。
でも仮にそうしても、減速するときには運動エネルギーを熱エネルギーに変換しなくてはならないので、やっぱり大惨事は免れないのである。

まあ、技術的にこれをクリアできたとすると、面白いかもしれない。
地球の裏側までの距離がわずか2万キロなので(わずか?)わずか30秒足らずで着けることになる。
そうしたらもう、世界中どこでも一瞬で行けるようになる。一度線路を引いて新幹線を開通させてしまえば、地理的な距離とか全く関係なくなってしまうのである。海の上に線路を引く技術とかできたら面白いだろうなぁ。

移動にかかる時間的なロスがなかったら、一気に世界のボーダレス化は進む気がする。
運賃さえ考えなければ、普段はニューカレドニアあたりに住んで、東京に出勤するとかでもOK。更に言えばそもそも東京などに集中する必要もない。新幹線の駅がありさえすればどこに住んでも何の問題もないわけである。その時はどんな世界になるのやら。新幹線の駅の周辺がやたらと地価が高騰するという事態になりそうではある。今のサンフランシスコの比ではないだろう。

発展途上国と先進国の格差が急速に縮まるように思う。英語さえ話せれば、どこに住んでどこで仕事をしても構わない。ビザがいらない国であれば日帰りでいいわけなので、普通に近所で働くのと大差ない。そうなったとき入国審査ってどうなるんだろうなぁ・・・。EUみたいになるのだろうか。そもそもヨーロッパ行ったことないから知らんけど・・・。

もし1日の時間が1万倍になったら?

そうして、寿命が今のまま80年とか生きられるとしたら・・・。
ほぼ永遠の命である。

でもまずい。
自転周期が240,000時間ということだよな。約27年おきに1日が回るということだ。
太陽にあたっている面は完全に乾燥して、火星のような灼熱の世界になってしまう。また日の当たらない面はこれまた凍結してしまう。気候変動どころの騒ぎじゃない。

そして、柳田理科雄先生みたいなことを言い出す始末なのである(計算は先生と違って苦手なんですけどね・・・)。

まあ、そういった不都合なことを除いて考えてみよう。

8万時間働いて16万時間自由時間となるのだろうか。
8万時間連続で働くでなんか気が狂いそうである。そうなると、人間の集中力がもたないので、1日を小さく分割して1日に何度も出社したり退社したりするようになるのだろう。

時計とかは今の時計だと全く用をなさないので全然違う時計ができそうである。昼は無限の白夜みたいに長いが夜も同様に長い。夜はうつ病になりそうだ。
月給だと給料日までに餓死する人が多数でそうな気がする。日給?それでも長すぎるわ。

いやあ、いろいろ不都合な世界になりそうだが、最初からそんなもんだったらそんなもんだったって思えるほど意外に順応するかもしれない。

やってみないとわからない。

さてまとめ

1万倍になったらは結構発想のトレーニングとして面白い。退屈な行楽地へ社内のネタなどに割とお勧めである。

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