10年前に新車を買い、ディーラーで純正のカーナビも付けてもらった。
車そのものは10年経っても特に不調もなく、何ら不満もないのだが(いやあ、今どきの日本車って優秀だなあ)カーナビは地図が古くなって不便になってた。

近年は子供が大きくなったのであまり遠出をしなくなったので、知らない道路を走る機会は少なくなったのだが、それでもやっぱり年に数回は知らない道を走る。
そしてかなり困るのが高速道路網の変化である。根底から経路が変わるので全く使えない羽目になるわけだ。

スマホ使えばいいんじゃね?

と思っていたのだが、スマホとカーナビには決定的な違いがある。

「GPSが受信できないトンネルでは正常に動作しない」

のである。
また、なんだかんだと言いつつ、専用機の方がずっと使い勝手がよい。

そこで、カーナビの地図を最新版に入れ替えるかとも思ったものの結構高い。ディーラーに価格を問い合わせたところ28,080円とのこと。また以前のナビはHDDタイプであったが、HDDの中にかなりCDのデータがいれてあり、またCDから吸い上げ直すの面倒だなー。と
このままスマホで我慢するか?とも思っていたのであるが、思い切って買い換えてしまうことにしたのである。

懸念していたこと

  • Phone、iPodの楽曲再生に対応と書いてあるが、Androidについては言及がない
  • HDDの楽曲データの移行はできなさそうなこと

であった。楽曲データの移行ができない、しかも、Androidの楽曲が再生できないとなると、CD全部入れ直さないといけないんじゃないか?という不安があった。
当面音楽は聴かないという割り切りでいくしかないかなと思っていた。

結果はどうだったか?

買い換えて大正解である。というか本当に良すぎて衝撃だった。
私が買ったのはパイオニアのAVIC-RZ901という2017年モデルで、ちょうどモデルが切り替わって在庫処分の時期だったので安かった。

何がいいって、何から何までいい!懸念点についてもほぼ問題はなかった。良かった点を具体的に挙げてみよう。

新しいカーナビは何がいいのか?

起動がめっちゃ早い

これが最初の衝撃!

以前のナビは起動が遅く、ナビで目的地をセットしようとするとエンジンをかけてしばらく待たなくてはならなかった。
しかし、買い換えたらほぼ瞬時に起動するようになった。
まるでHDDのパソコンからSSDのパソコンに買い換えたような驚きである。これだけですでに実用性2割アップぐらいな使い勝手の向上である。

画質が綺麗

解像度がWVGAということで、800✕480ピクセルである。
今どきだと、スマホですらFHDの1920✕1080ピクセルや、2Kの2560✕1440ピクセルがごく普通である。その解像度に慣れた目からすると、WVGAだとかなり汚く見えるのではないか?画面内に表示できる情報量が少ないのではないか?と心配になったわけである。

しかし、断然、圧倒的にきれいである。

以前のカーナビは水平480×垂直234×3(RGB)で336,960ピクセルと記載されている。

といった表記である。※ここより引用しました。
で、WVGAだと384,000ピクセルなので、解像度は13.96%増加したに過ぎないように見える。

しかし、この3(RGB)という表記がくせ者で、この頃のカーナビの解像度はRとGとBを別々にピクセルとしてカウントしていたのである。
現在の表記、あるいは当時でもパソコンの解像度の表記であれば、当然のことながら480✕234ピクセルということになるので、112,320ピクセルとなる。
この解像度は当時のデジタルフォトフレームなどでは一般的なものであったようだ。

参考:デジタルフォトフレームを眺めて、画質を比較する

結論としては解像度は241.88%増加しており、結果として美しいと思う画質になっていたわけである。

スマホの画質の美しさと比べるとさすがに違うのではあるのだろうが、スマホと違って目の前で操作するわけでもないからドットの粗さを感じることもない。
これで充分すぎるほど充分である。

テレビが見られる

10年前のナビだとまだ地上波デジタルのチューナーを搭載していないナビが多かった。当時20万円ぐらいしたのであるにもかかわらず、前のナビには搭載されていなかった。
テレビ乗っているときにテレビ見ることはないからいらないわ、と思っていたのではあるがやはりAVをテレビに設定した時に、砂嵐が出るのはさみしいものである。
そもそもデジタル放送にになってからというもの、砂嵐画面を見ることはなくなったのでさらにさみしさはつのるわけである。

それが普通にテレビが見られるのである。なんかそれだけで感動である。
しかも、移動しているにもかかわらずかなり安定して視聴することが可能である。これはマジですごい。

スマホの音楽をめちゃ楽しめる

AndroidであってもBluetoothでペアリングしてやれば、音楽を普通に聴けるのである。
しかも衝撃を受けたのが、

曲名が表示される!

のである。
私は最近Google Play Musicがお気に入りである。
なんで気に入っているのか?というと、家族6人まで使えて月額1,480円という金額で、かつ、1曲聴くと次の曲が自動的に流れるのだが、その次に流れる曲のチョイスが実にいいのだ。
思いもよらない自分の好きな曲が次々に流れるのが実に素晴らしい。

「その曲来るか!」

みたいな驚きがすごいわけである。これはCDでは味わえない。まあSpotifyでも家族6人まで使えたりとか一緒なんだけどさぁ。

それで、スマホにWifi環境で音楽をめいいっぱいダウンロードしておくと、いつでもオフライン環境でもめっちゃ楽しめるわけである。
ダウンロードした音楽をカーナビのカーステレオで再生しながら運転すると、もう超ご機嫌である。

しかもしかも、

カーナビ側で操作ができる

のである。次の曲に飛ばしたりとか、早送りしたりとか自由自在。まるでカーナビの中に音楽データが入っているようである。
当たり前のことなんだろうけど、

これこそIT時代!

なんて思ったものである。
あとでAmazon Musicでも試してみた。もちろんちゃんと再生できるし、曲名の表示、早送りといった操作は可能である。
というか、Amazonプライム会員だったらこれが第一選択肢なんじゃね?である。会員なら月額780円だし。

電話がかかってきてびっくり!

車を運転中に電話がかかってきたのだが、そうしたらカーナビから電話の呼び出し音が!

「通話」のアイコンをタッチすると、ハンズフリーで通話できるのだ。

車を運転しながらであってもハンズフリー(電話機を手で持たないで通話すること)で通話するのであれば、禁止されていないのである。
同乗者と話しながら運転するのと一緒だから。

というわけでこれもまたまた驚きである。

もうなんというかいいことしかない!

以前取り付けていた純正ナビのメーカーがパイオニアだったので、同じメーカーのナビにして大正解。
操作性もあまり変わらないので、機種が変わっても使いにくさもほとんど感じず、機能アップのメリットがダイレクトに分かったわけである。

本当に素晴らしいとしか言いようがない。
もし、古いカーナビを使っているのであれば、この機会に買い替えを検討するのがお勧めである。