大学生の息子が一人暮らしをしているのだが、部屋の湿気が多くなかなか乾かないわけである。
晴れた日に外で干せばいいのだが、特に今年はほとんど雨で全く外に干すことができない。

部屋の中にはいつも洗濯物がつるしてあるのだが、部屋の中は湿気て乾かない。
素早く乾かさないと何とも言えぬ生乾きのにおいになってしまう。

とんでもないことに、ほとんどの衣類が例の生乾きのにおいになってしまったわけなのである。
宅急便で送り返させてこちらで洗濯することにしたのである。

この記事は、大量の洗濯物を試行錯誤の結果バッチリ無臭になるように処理できたという報告である。
色々なWebサイトに様々な方法が書いてあるが、実際それ試したの?と思えるようなことも多々あった。
実際自分でやってみていい結果が出たのである。

結論である

60度を超えるお湯に5分ひたせ!

である。
我が家の給湯器はリモコンで給湯器の設定温度を最大60度まで上げることができる。

たらいに洗濯物を入れ、給湯器で60度のお湯を入れ、やかんで沸かしたお湯をちょっと足す。
この状態で5分間置くのだ。

そうすると、ものの見事ににおいが取れることがわかった。

生乾きのにおいの原因について

雑巾のような悪臭いは4-メチル-3-ヘキセン酸(4-Methyl-3-hexenoic acid:4M3H)。モラクセラ属の細菌がこの物質を発生させることを2011年に花王株式会社が特定したそうなのである。
4M3Hはごく少量でも非常に強い悪臭として感じられるとのことで、いかに4M3Hを発生させるモラクセラ属の細菌を死滅させるかが大きなポイントである。

それまで試行錯誤したこと

モラクセラ属の細菌は60度の熱で死滅するとのことで、いろいろやってみた。
とにかくたくさん洗濯物があるので、何とか楽に処理したかったわけなのだ。

また、今後は息子が自分で何とかできる方法も編み出したかったのである。

1.電子レンジでチンしてみる

息子の家はキッチンが非常に狭く、かつコンロも一口のIHクッキングヒーターで火力が弱くめちゃめちゃお湯を沸かすのに時間がかかる。
だから多くのWebサイトで紹介されているように、煮沸消毒しろという方法は現実的ではない。

濡らしてレンジで加熱すれば確かに死滅させられるはずである。
電子レンジはあるので、これで対策ができれば今後は実家に送り返す必要は生じなくなるはずなのだ。

確かにおいはなくなることが分かった。しかし、これにはいくつか問題があった。

  • 結構時間がかかる
    洗濯ものが大きいと10分ぐらい加熱する必要がある
  • しわがついてしまう
    たたんでいた時のしわがそのまま取れなくなってしまう。これがかなり致命的で、タオルとか下着以外には使えないということが判明したのである。

2.煮沸してみる

確かににおいはとれるのだが、非常に手間であった。
煮沸すると洋服の染料がお湯に溶け込むので、毎回お湯を捨てて沸かし直す必要がある。
時間もエネルギーもめちゃ消費するので、大量に処理しなければならない場合、これも現実味がないと思ったのである。

煮沸する際に重曹を入れろという情報もあったのだが、入れても入れなくても結果は一緒であった。
また酸素系漂白剤を入れろという情報もあったが、生地が非常に弱った感じになってしまうこともあった。

3.消臭スプレーを使ってみた

ファブリーズより効果が高いとちまたで評判の「トップ ハイジア」である。全体が軽く塗れるほど噴霧してみたら、

「おおマジか!臭い消えたぞ!」

となったのである。臭いをつけてごまかす感じではなく、本当に消臭効果があった。
しかし、臭いが完全に消えないケースや、しばらく着ていると臭いが戻るケースもあって確実なものとはいえなかった。
今どうしても着ていきたい服があって、でもこれが臭い場合に緊急時の対処として使えることは確かである。

4.臭いを取れるという評判の洗剤を使ってみる

【徹底比較】洗濯洗剤のおすすめ人気ランキング23選【洗濯のプロ監修】という素晴らしい記事があった。
この中で紹介されていた、消臭力の高い洗剤を使ってみたのである。

この中の総合評価5位がトップハイジアである。消臭スプレーである程度の効果を確認していたので、これは期待が高まるものであった。

他の項目、洗浄力、汚れ移りブロック力、といった項目では比較的評価が低いものの、消臭力と洗濯1回あたりの費用で最高ランクの5.0の数値である。
結果としては臭いが完全に取れる場合もあったが、あまり取れない場合もあった。どちらも同じく部屋干しである。
なぜ異なる結果が出たのかは残念ながらわからない。

もう一つ、総合評価第1位のさらさも試してみた。値段の安さに驚愕である。
消臭力と洗浄力で最高ランクの5.0の数値。
これは個人的にお勧めである。
無添加洗剤を名乗るだけあってこれは匂い自体が少なくかつ自然な感じだった。臭いを落とす効果はハイジアと同じく、完全に取れる場合もあったが、取れない場合もあった。
どちらも同じく部屋干しである。

とはいえ、この手の消臭効果のある洗剤は、完全に臭くなってから使うのではなく、部屋干しの時に使うと臭いがつくことを防止するといった使い方がよいのだろう。

我が家ではこれまで、新聞屋さんからもらっている洗剤をつかっていた。しかし、サラサが気に入ったのでこれからは新聞屋さんから洗剤を断って別の景品をもらおうと思っている。

5.60度のお湯にひたす

結果はこれが成功だった。
給湯器の設定で60度まで給湯温度を上げることができるので、これでバンバンこなせる。

大きな洗面器に洗濯物をひたし、60度のお湯を入れる。
若干沸騰したお湯を足して60度を維持する。これで5分間。

酸素系の漂白剤を入れたものと入れていないもので試してみたのだが、どちらも差はなかった。

まとめ

というわけである。

おすすめとしては60度のお湯に浸すことであるが、消臭効果のある洗剤を使うという方法も一度試す価値はある。
洗ってみて臭いが残った衣類だけお湯に浸すのが最も楽だろう。