PC用ステレオオーディオJBL Pebblesの音や使い勝手について

JBL PC用スピーカー Pebbles ITがらみ

いつもヘッドフォンで音楽を聴いているので、難聴になってしまうと困るので、PC用のステレオスピーカーを買ってみることにした。
これである。

jbl PC用ステレオスピーカー pebbles

6,000円ぐらいだ。めっちゃ安い。というか、安物といったほうがいいかと思う。
しかし、2013年発売のロングセラー商品。

実は昔からJBLが大好きで、子供の頃使っていたのがこれ。
JBLの4313というモデルである。

JBL 4313WX

オーディオの足跡より画像はお借りしました。
大学に下宿している間に(下宿じゃ置いておけないよね)、実家においていたら猫にいたずらされて使い物にならなくなってしまったという悲しい記憶のアイテムである。
なんでこんな高価なものを子供が持っていたのか?というと、私の知り合いの中年男性が夜逃げをしてしまい、その家を整理することになって私がもらい受けたという経緯なのである。

40年以上昔からJBLのファンだったわけだ。
といったわけで、今使っているヘッドフォンはJBLで、またしてもスピーカーもJBLを買ってみることにした次第。

ちなみに使っているヘッドフォンはJBLのQuantum400というもの。
ヘッドフォン自体は割りと安物だが、イコライザやサラウンド設定のソフトウェアが秀逸でかなりイケている。周囲の音をある程度カットする耳栓の機能もあって、これは真面目におすすめ。

JBL QUANTUM 400

割りとティンパニとかバスドラムといった低音楽器の音も割りと頑張って再生するし、これでYoutube Musicにある音楽を聴く分にはまあ満足。

というか、まあ、これで満足すりゃあいいんだよ。って思う次第。
オーディオって金を掛け始めるとホントにキリがない。いい再生装置で聴いてしまうと、それじゃないと満足できなくなってしまうという麻薬のような性質がある。
その昔はスピーカーやパワーアンプを自作したり、カーオーディオも自分でスピーカーを組み込んだり、ああだのこうだのと試行錯誤していたのだが、これ以上じゃないとだめっていう基準を忘れてしまえば幸せである。

家族と一緒に住んでいて、かつ近所に騒音になることを気にしていると、再生装置にこだわろうという気持ちそのものがなくなったのである。
そうすると、ヘッドフォンでいいんじゃね?となってこれはこれで割りとハッピーである。

さて、脱線が長くなった。

JBL Pebblesである。
実はこれってベストセラーらしいのである。価格.comのレビューでは4.48というすごい高得点をつけている。PCスピーカーというカテゴリーには2,099製品ある中で、2013年発売からずっと1位。これってめちゃめちゃすごいこと。

この値段で、この小ささなら全くなんの文句もないといったところなのである。

ちっちゃいプラスチックの筐体だが、プラスチックが震えてビリビリする感じの不快な音はとりあえずは感じない。このあたりは流石にうまく処理してある。音響メーカーだしね。
スピーカーのサイズは50mmしかなく、消費電力2.5Wという極小電力、そのわりには低音もそこそこでる。

バスレフ式(スピーカーの後ろ側から出る音を、筒を用いて外に導き低音を増強する方式)を採用し、なんとか小さい筐体の中で低音を出そうというなみだくましい努力がみてとれる。

JBL Pebbles 分解してみた

1056 Designより写真はお借りしました

背面のホーンのところに耳を近づけてみると確かに重低音ぽいものは聞こえる。

とはいえ、ティンパニとかバスドラムといった音はこもった感じになってよく聞こえない。それはしょうがないよねこんなに安いし小さいのだから。

クラシックとかはまあ聴けなくはないが、あんまりかなあ。まあ、これもクラシックが好きだった大学生時代の友人などは(1000曲以上はイントロだけで、なんとかという曲の、第何楽章か分かると言っていた。ちなみに一番好きな作曲家はブルックナーだったそうな)ラジカセで聴いていたので、これも単に趣味の問題かも。

歌謡曲とか、ユーロビートみたいなものとか聴くにはかなりいいと思う。
当時の音作りとして、チープな再生機器を使って聴くことを想定していたからではないか?という気もする(勝手な憶測だが・・・)。

特に最近はソビエト崩壊後のロシアの曲にめちゃめちゃハマっているので、こういったモノを聴いているとかなりご機嫌である。
ちなみにロシアの曲を聴いていることは、ウクライナ侵攻といった出来事とは全く関係ない。色々な海外の音楽をYoutube Musicで聴いていたら、候補として出てくるようになっただけである(どうしてこれが出てくるようになったのか・・・。ドイツの歌謡曲とか聴いていたせいか・・・)。
このあたりの曲は日本人好みな湿り気があり、かつ疾走感があってすげーいいという感じ。
ちなみに新卒の息子に聴かせてみたら一発でハマってスマホで聴いているようである。

この頃のロシアの曲を日本語でカバーして、アイドルとかに歌わせたらヒットしていたんジャマイカ?と思う次第。でも口ずさみたくてもまったく何も歌えないw

ちなみに私の一押しはКомиссарというバンドである。

めっちゃ脱線した。

JBL Pebblesの話なのだが、そんな感じでパソコン用のスピーカーとしてはオーディオの視聴にも結構たえる。少なくとも普通の安いCDラジカセよりはずっといい。

あとは、ポモドーロタイマーの動画を流しながら仕事をするのにちょうどいい。25分全力で仕事して5分間の休憩を繰り返すための動画である。

これめちゃめちゃ仕事がはかどるのでおすすめである。

さて、JBL Pebblesでちょっと困ることは、左右のスピーカーをつなぐケーブルと、パソコンとつなぐUSBケーブルが短いことである。

ノートパソコンと一緒に使うのであればまったく問題ないのだが、デスクトップパソコンに使うのであればいずれもケーブル長が足りない。
私の場合、DAISOで買ったUSBの延長ケーブル、イヤホンの延長ケーブルをつないで使っている。DAISOのイヤホンの延長ケーブルはステレオで、このJBL Pebblesのケーブルはモノラルなので無理やりつないでいるのだが、そこまで音質にこだわるようなものではないのでとりあえずこのままでいいかという感じである。
スピーカーケーブルの良し悪しって、再生装置がかなり良くならないと差がわからないようだし。

結論なのだが、今現在、ノートパソコン本体のスピーカーで音を聴いているような方であれば、買って絶対損はしないと思う。

といったわけで終わります。

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