我が家では本は一定以上に増やさないことにしている。
5年ぐらいまでは本は増える一方で、また本が増えるとそれに応じて我が家の中に知が集積されていくような錯覚もあってひたすら本が増えていっていたのであった。
また、私の場合は職業の関係もあって、多い年には年間に300冊程度の本を読んでいたようなこともある。
そんな自分が家の広さが有限であるため、本を始末しようということになったのだ。
自分は最初本を処分するのは非常に嫌で、ならば家を建て替えたいとすら思った。
散々抵抗した挙句、本をブックオフに大量に持ち込んだ。

それからというものは、書棚に入りきらなくなると、その段階で本を厳選して捨てるなり売るなりしてきている。

基準としてはこんな感じ。

  • 図書館にあるもので頻繁に参照しないであろう書籍
  • 史料価値のみで見るであろう気がしない書籍

これらは惜しい気がしても処分する。読まない本は知の不良資産だ。保管場所もただではない。建築費が2,000万円かかっている家の40分の1を書籍の収納に費やしたら50万だ。家の寿命を25年とすれば毎年、本の収納に2万円かけていることになる。また、書籍は重いので、家具や床がへこんだりする。
さて、書籍を処分するときは非常に寂しいものだが、いざ処分してみると非常にさっぱりする。
書籍をおいておくと、いつか読まなくてはならないというプレッシャーがかかったりするものだが、それからも開放される。いいものである。お勧め。

その中でも手放したらもう二度と手に入らないであろう貴重な書籍は、ヤフオクかメルカリで売るのが吉。
買った時の自分だったらいくらぐらいまで払うか?を考えてそのぐらいマイナスアルファぐらいの金額で売るのである。なかなか本は売れないが、地道に待っていると売れることもある。

あとは、最近は自炊代行業者に依頼して電子書籍にしてもらうこともある。

実にお安い。
私が使っているのはこのスキャンピーという業者。なかなかお安い。300ページまでなら1冊80円。
昔、電子書籍の黎明期に私は電子書籍を作る会社に在職していたのだが、あの頃は1冊2万円ぐらいだった。それでもあまり儲からんという仕事で、隔世の感があるなあと思う次第である。