在宅ワークで集中するためのお勧めの防音方法とは?

防音グッズいろいろ ITがらみ

私はフリーなので、自宅で作業をしているわけである。
一階が私の職場である。
すぐ隣が居間なのでそれなりに生活音が聞こえたり、テレビの音も聞こえる。
まあ、私の場合はそれほど周りの音を気にするたちではない。むしろ家族がいたほうがよかったりするのであえて一階で仕事をしているわけなのだが、文章を書くときなどは気になる。

そんなわけで集中したいときには防音をしたいわけである。色々防音のためのグッズを試してみたので報告する次第である。

試した防音グッズ

試してみたものは以下のもの。

防音グッズいろいろ

①イヤーマフ

イヤーマフとは工事現場や騒音の激しい工場などで使うヘッドホン型の耳栓である。
この写真にあるのはMPOWというメーカーのHP044Aという製品。宣伝文句としては36dBの遮音性能があるそうである。
それが本当ならほとんど周りの音が聞こえなくなるはずである。

②ノイズアイソレーション付ゲーミングヘッドフォン

ノイズアイソレーションとは物理的に耳に蓋をして騒音を防ぐものである。言ってみればヘッドフォン機能のついたイヤーマフである。このQUANTUM 400は音響機器メーカーとして有名なJBL社の製品で、1万円を切る割には音も良いという評判の製品だ。

③耳栓

ただの耳栓である。
とはいえAmazonで非常に評判が良いMOLDEX社の製品。当然のことながら非常に安い。

MOLDEX(モルデックス)
¥355 (2022/12/10 14:52:45時点 Amazon調べ-詳細)

④ダイソーの完全ワイヤレスイヤホン

防音グッズではないのだが役に立たないわけではないので載せておきたい。
売り切れが続出するほど売れているとのことである。1,100円という低価格にもかかわらずかなりのクオリティと評判なので紹介する次第。

ダイソーの公式サイトでは買えるようである。

⑤・⑥ANCイヤホン

ANCイヤホンを2つ紹介。
ANCとはアクティブノイズキャンセリングの略で騒音を打ち消す音を発生させて、騒音を消すという仕組みである。
③はQuietComfort Earbudsという音響機器メーカーとして有名なBOSE社の製品。大体3万円ぐらいなのだが、この価格帯のANCイヤホンはだいたいどれも性能的には満足なもののようである。そんな中の1つだが子供の頃からBOSEとかJBLといった舶来製品が好きだったというのがチョイスの理由。


⑥は低価格なわりには評価の高いOPPO社のEnco W51という製品。OPPOのスマホはめちゃめちゃコストパフォーマンスが高いのでかなり期待したのである。さてどんなものでしょう・・・。

実際のところどんなものでしょう?

①イヤーマフ

イヤーマフを使うとかなり音は小さくなる。
デスクトップパソコンの冷却ファンや、エアコンの音は聞こえなくなる。
襖で仕切られているだけの隣の部屋の音も、テレビを小さめの音量でかけている分にはほとんど聞こえなくなる。全体的に音が8割減るって感じである。

しかし、実際のところ36dBの遮音性能があるかというとそこまでは期待しないほうがよい。
36dBの遮音性能があるのであれば、テレビの音など同じ部屋にいてもほとんど聞こえないはずである。静かな家の中であっても常に30~40dBぐらいの音に満ち溢れていて、このレベルを下回ればこの音に埋もれて何も聞こえなくなるはずである。
テレビの音量は60dBぐらいなので60から36を引けば24となる計算なのでほぼ無音とならなければおかしい。しかし、小さくはなるもののはっきりと聞こえるのである。
不思議に思ったので防音工事の専門業者である株式会社Budsceneの社長である並木勇一氏に質問してみたのである。
イヤーマフでは36dBという遮音性能を実現するのは無理なのではないか?と言っていた。
その理由としてはいくらイヤーマフに防音性能があったとしても、音は頭蓋骨を通しても入ってくるためとのこと。

あともう1つイヤーマフには欠点がある。自分の体内の音が聞こえるのである。
首を動かしたりするときの筋肉が動く音や、呼吸の音が気になったりする。
これを防ぐためにはワイヤレスイヤホンを併用するとよい。少し音楽流したりすると気にならなくなるのでおすすめである。④のダイソーのイヤホンなんかは安い。

ちなみに株式会社Budsceneの並木社長のYoutubeめっちゃ面白い。防音室に関する本音トークや、実際にDIYで防音室を作って検証する動画などすげーとしかいいようがない。必見である。

②ノイズアイソレーション付ゲーミングヘッドフォン

QUANTUM 400のノイズアイソレーションそのものの機能はまったく期待しないほうがよい。
ヘッドホンをしても周辺の音が小さくなった感じはほとんどない。

しかしながら、少し音楽を流すと状況は全く変わってくる。さすがJBLである、音が素晴らしい。
ちょっとBGMを流すとほぼ周辺の音が気にならなくなる。
イヤホンに比べるとヘッドホンは振動する部分を大きく取れるので、低音の再生に無理がない。
そのままつかってもまあまあいいのだが、JBL QuantumENGINEという設定アプリをダウンロードして使うのがお勧め。これを入れるのと入れないのとではまったく違う。
JBL QuantumSURROUNDというサウンド設定が可能になる。平べったい感じでなく立体感のあるサウンドが楽しめる。これはなかなかすぐれものである。
マイクもついていてZOOMといったオンラインミーティングにも使えるし、1万円を切る価格でこの音質なら文句なしというかこれはホント買い。

騒音対策でなくてもオンライン会議用に買っても損はしない(と思う)。

③耳栓

MOLDEX(モルデックス)
¥355 (2022/12/10 14:52:45時点 Amazon調べ-詳細)

MOLDEX社の耳栓。
遮音性能33dBがあると書かれている。カタログ上の性能は①のイヤーマフとほぼ同程度である。
実際に使ってみると、イヤーマフはそこまでの効果はないが、MOLDEXの耳栓もほぼ同等程度に効果が低い感じである。

カタログ性能には程遠いが、かなり実用になるというという感じ。これは300円ぐらいなのでコストパフォーマンスは抜群といえる。
ただし、着用の仕方が問題。
適当に耳の穴に入れただけではほぼ効果がない。

この動画がわかりやすいのだが、耳の穴がまっすぐになるように耳介を引っ張ってまっすぐ差し込むのである。結構最初は難しい。
正しく使って初めて効果を発揮する。私はこれがわかってなくて「全然ダメじゃんこれ」って最初思っていたのである。
Amazonのレビューでも良いといっている人と全然ダメといっている人がいるが、全然ダメといっている人は使い方が間違っているはずだ。コストパフォーマンスは最強だ。
ちょっとうるさいところで寝る際などにもお勧めだ。
欠点は膨らむまで時間がかかること、装着が面倒なことである。

⑤・⑥ANCイヤホン

⑤のBOSEのQuietComfort Earbudsはさすがに3万円ぐらいするだけあってなかなかである。
耳に差し込んだ瞬間に周囲の音がふっと消える感じはなかなか感動ものだ。ただしこれもちゃんとイヤーチップ(耳に差し込むゴムの部分)が耳にあった大きさでないとだめ。大中小3種類付属しているので、これを適切に選べばノイズキャンセリングの素晴らしい恩恵を受けられる。

買ったときはめちゃくちゃ感動したのだが、落ち着いて比較してみると周囲の音を消す能力は①のイヤーマフや③の耳栓とそれほど変わらないレベル。
音の良さでは②のノイズアイソレーション付ゲーミングヘッドフォンと同じぐらいのレベル。
さすが値段3倍だけあって小さいのに低音もズシっとくる。アクティブノイズキャンセリングがついているので、コンパクトなので旅先などで重宝。騒音のある環境で音楽を楽しみたいなといった用途には最高。雑音を音楽で打ち消そうとすると、かなり大きな音で再生しないといけないから周りの迷惑になったり難聴になったりするので。
ちなみにイヤホンやヘッドフォンで大きな音で音楽をいつも聴くと難聴になるのだが、これは治らないそうなので気をつけたい。

⑥のOPPOのEnco W51はかなり期待していたのだが、これはノイズキャンセリングの性能ははっきり言ってだめ。騒音が3割減するって感じぐらい。音の良さはこれだけしか知らなければ充分いい音という感じであるが、普通の有線のヘッドホンであれば3,000円程度でもこの程度の音は出る。まあ、これでもいいっちゃいいのだが、これをあえて買う理由はないな。失敗した・・・

おまけ④ダイソーの完全ワイヤレスイヤホン

防音グッズではないがダイソーの完全ワイヤレスイヤホンは1,000円(税別)という値段のわりには悪くはない。まあ、オーディオってお金をかければいくらでもかけられるものだけど、結局は何を聴くかなので、その音楽を聴いて楽しいと思えば再生機器は何でもいいのだ。
500万円のオーディオを使って1日10分しか音楽を聴かない金持ち中年より、手持ちの安い再生機器で3時間も大好きなアーティストの音楽を聴きまくっている子供のほうが、音楽から享受する幸福度は絶対に上である。

このダイソーの完全ワイヤレスイヤホンは何千円もするものと比べるべきものではないのだが、それほど音にこだわりがないなら使える。
イコライザーアプリをスマホにインストールしてやって、低音を強調してやるとドシッとした低音は出ないもののそれなりに楽しめる。
しょっちゅう外出で使うならこれでいいかもしれない。ワイヤレスイヤホンを落として泣いている人はたくさんいるので、これなら落としてもそれほど惜しくないのでいいんじゃないか。

私の大好きなYoutuberの吉田製作所さんも「結構使えます」と言っている。

結局結論は?

実は防音効果ということだけでいうと①のイヤーマフと③の耳栓の併用が最強である。併用するとカタログスペックぐらいの効果がある感じ。同じ部屋にテレビがあってもほとんど聞こえなくなるぐらいの効果がある。
②QUANTUM 400はZOOMなどで会議をよく行うなら買ってみて損はない。
⑤のBOSEのQuietComfort Earbudsは外出先でも使いたいなら、音が素晴らしいのでお勧めしたい。
④のダイソーの完全ワイヤレスイヤホンを①のイヤーマフと併用するのも悪くない。雨だれの音とか小さな音量で流すと周辺の音が気にならなくなる。

第一選択肢としては騒音対策をまず安上がりに試すなら、①のイヤーマフと③の耳栓の併用が超安上がりなのでお勧めというところである。

コメント

タイトルとURLをコピーしました