Webメディアの成功には手数をとにかく打つことが重要である

Webマーケティング

私は今までいくつもWebメディアをやってきて、成功したこともあれば恥ずかしい話ではあるが失敗したこともある。

その中で知ったこととして、成功するために一番重要なこととは何か?それは

「とにかく手数を打つこと」

これに尽きるのだ。
改善施策を実施してうまくいくことは実は少ない。
だいたい10の施策を実施して、1つうまくいけばまあまあいいほうだ。だいたいは効果がないか、むしろマイナスに働くことも多い。

メディアがうまくいかなかったときはとにかく改善のペースが遅かった。
1つの施策を慎重に考えて実施する。その効果を見極めて次をやってみる。というこんな感じである。これだと、とにかく伸びていかない。というか伸びるスピードが遅すぎて勝負にならないのである。

とにかく思いつきでもどこかで聞いた話でもなんでもいい、とにかく色々やってみることが成功の近道である。
どうせやってみなければうまくいくかどうかわからないのである。

10の施策を同時に動かせ!

というぐらいやる必要があるのだ。
自分が所属していた会社のWebサイトで、月間に1,000コンバージョンぐらいまで伸びたサイトがあった。
このサイトはひたすら手数をたくさん打ったのである。
約700以上の改善を1年間で実施した。それがこの結果につながったわけである。

SEOだけではなく、リスティング、アフィリエイト広告を3本柱として、それぞれ育てていき、またページの内部もこれでもかというぐらい様々改善を実施した。
集客力もセッション数ベースでは10倍以上、コンバージョン率も2倍ぐらいになり、会社の屋台骨を支えるような事業に成長したのだ。

さて、ではどうしてこれを実現できたのか?という話なのだが、やはり体制が重要なのだ。

このときの体制はこうだ。

  1. サイトの運営責任者兼SEO担当者(私)
  2. アフィリエイト広告担当者兼コンテンツディレクター
  3. リスティング担当者
  4. デザイナー
  5. コーダー

デザイナーとコーダーとリスティング担当者は社外の案件と兼務であったが、社内にこの担当者がいたことは大きかった。
特にデザイナーとコーダーである。
この2つの職種の人がいなければ、様々な実験をすることは困難である。

外部の制作会社にお願いするとなると、効果が出るかわからない施策に対して発注することはなかなかできにくい。1週間とか経過を見て、逆効果であった場合はもとに戻さないといけない。
費用がかさんでかさんで仕方がない。

また、フットワーク軽く実施することも難しい。
朝、思いついたことをデザイナーやコーダーに話して、その日のうちに実装してもらうというようなことは社内にいないとなかなか難しいことである。外部の業者にお願いする場合は、発注仕様を文書で作成し、それに対しての見積りをもらう必要がある。
見積りを出すまでに少なくとも1日ぐらいはかかる。これが仮に1時間で済む作業であったとしても、1日のタイムラグが発生するわけである。

これが社内であれば「これお願いします」と朝頼めば、昼までに「はいできました」となるわけで、圧倒的に速度が違ってくる。

もし、社内でWebメディアを真剣に運営していて、なかなかはかどらないという悩みがあれば、とにかく手数を打つことをお勧めしたい。
それが制作会社が外注業者であるために難しいというのであれば、社内にデザイナーとコーダーを抱えることをお勧めしたい。
なかなか採用できない、あるいはそこまで仕事がないというのであれば、在宅で1日に4時間程度作業してもらう人をお願いするといいと思う。

今なら在宅ワーカーとのマッチングサービスが色々ある。

このようなサービスが色々あるので検討してみるといいだろう。

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