マウスによる腱鞘炎といった痛みにはエルゴノミクスマウスを!

サンワサプライ エルゴノミクスマウス ITがらみ

いつもマウスを握っている右手が痛くなって困っていたのである。
これは本当に死活問題で、マウスが握れなくなってしまったら仕事ができなくなってしまう。廃業の危機である。

最初は大して痛くなかったのだが、マウスを使っていると徐々に痛くなる。

狭窄性腱鞘炎(ドケルバン病)のメカニズム

画像はDr.KAKUKO Sports Clinicよりお借りしました。腱鞘炎のメカニズムだそうだが、まさしく痛いのはここである。

そこで買ったのがSANWA SUPPLY(サンワワプライ)のエルゴノミクスマウス。

サンワサプライ エルゴノミクスマウス

エルゴノミクスとは「人間工学」ともよばれ、人間の特性にあった設計やデザインを指す言葉である。
そういったエルゴノミクスの考えに基づいたマウスの形状である。
こんな変な形である。マウスのホイールやクリックするスイッチは右側にある。

これ本当に使いやすいのだろうか?

サンワワプライのエルゴノミクスマウスを握ってみたところ

実際に握ってみると、これが非常に良い感じである。マウスを握るときに感じた痛みを感じないのだ。
気をつけの姿勢をしたときに、両手は手のひらを体に向けて下に伸ばすが、その手のひらの角度のまま机の上に手を乗せたような感じである。
普通のマウスだと、その状態から右利きであれば左方向に90°回旋させることになるのだが、そうすると、引っ張られて痛みがでるのだ。

このエルゴノミクスマウスは持った時の手の角度が自然なので、手首に負担がかからないようなのである。
このマウスを使い始めてからというもの、全く手首の痛みを感じることがなくなった。これから半年近くたつが全くといっていいほど大丈夫。廃業の危機を免れたのである。

また、親指のところに2つボタンがあり、更にホイールを押し込んだ際に、任意の操作を割り当てることができる。

サンワワプライ マウスユーティリティ

カスタムを選択すると、CTRLを押しながらVとか、そういったキー操作を割り当てられる。
たとえば上ボタンにCTRL+C、下ボタンにCTRL+Vと割り当ててやると、超速でコピペ専用デバイスに早変わりと言った感じである。

値段も別にさほど高いわけでもないので、マウスを使っていると手が痛くなる方は是非。

さて、これは非常によいのだが、欠点が3つある。

欠点その1.慣れるまでにちょっと時間がかかる

2、3日ぐらいの間はマウスで場所を小さい場所を指し示すのにちょっと苦労した。
完全に順応するまでは2週間ぐらいかかった気がする。

欠点その2.左手ではまず操作できない

右手がちょっとふさがっているときに、左手でマウスを使いたいと思ってもできない。まあ、不可能ではないけど、不可能に近い。

欠点その3.かさばる

どこかに持っていくのには余り向かないなあという感じ。

これらの欠点があるにしても、その欠点を遥かに補ってあまりあるほどの良さがある。
本当にお勧めである。

左利き用はこんなのがあるようだ。

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