人生の中で「買ってよかった!」と心から思ったアイテムのひとつがこれである。
タケヤ化学の「耐熱水出し専用 コーヒージャグⅡ 1.1L ブラック」というアイテムだ。
私はコーヒーを飲まないと仕事のスイッチが入らないたちなのである。
会社に行っていたときは、コンビニのコーヒーか、缶コーヒーを飲んでから仕事である。
コンビニのコーヒーは毎日買っているとそれなりにお金もかかる。
缶コーヒーなら近くのスーパーで1本50円ぐらいなので、それを買いだめして会社に持って行き冷蔵庫から取り出して飲む。
毎月、平日のコーヒー代として4,000円ぐらいは消費していたのだ。
年間だと約5万円だ。馬鹿にできない金額である。
で、コンビニのコーヒーはまあいいのだが、缶コーヒーは毎日飲んでいると飽きてくる。
特にいつもスーパーで安く売っているコーヒーはだいたい銘柄が決まっているので、もう嫌になったりするのだ。
それにしてもサントリーのBOSSやアサヒのWANDAって、どうしてあんなに安いのやら実に不思議である。味自体は悪くないと思う。
そして、あんまり大きな声ではいえないがサンガリアやUCCのブレンドコーヒー微糖は流石に安いだけあって美味しくない。
1缶40円を切っていることもよくあるので、原価はべらぼうに安いのであろう。美味しく作るとすると売価50円ぐらいが限界ってことだろうか?
まあ、そんなわけで平日はコーヒー代がかかるという話で、脱線が長くなった。
週末は前述のコーヒージャグ(単なる冷水筒としても使える)を使ってコーヒーを淹れていた。
金曜の夜に挽いたコーヒー豆を入れ、水を注ぎ、一晩冷蔵庫に入れておくと翌日には美味しいアイスコーヒーができる。
実に美味しいのである!
休日はちょっと贅沢して喫茶店にいくことがよくあった。
しかし、この冷水筒でアイスコーヒーを淹れるようになってからというもの、喫茶店に行こうとは思わなくなったほどである。これは本当に真面目な話。
このコーヒージャグで淹れたアイスコーヒーは、コンビニやファミレスのドリンクバーより確実に美味しい。
あの手のコーヒーメーカーのアイスコーヒーは、濃いコーヒーを作りそれを氷で無理やり冷やして作る。
急速に氷が溶けるので水っぽいのである。また氷の粒が小さいからあっという間に溶けて、更に水っぽくなってしまう。
というわけで、このコーヒージャグのアイスコーヒーは美味しいよって話である。
ちなみにコーヒー豆は「アイスコーヒー用」と銘打っているものでなくても全然OKである。
普通のホットコーヒー用の豆でも普通に美味しい。というかめっちゃ美味しい。
最初これを買う前に思ったこと
これだったら日本茶と同じように、茶こしにコーヒ豆を入れて急須で作ればでいいんじゃね?と思ったわけである。
結論
である。
茶こしだと目があらすぎてコーヒー豆が茶こしから流れ出てしまうのである。
左側が茶こし、右側がコーヒージャグである。
目の粗さが全く違うのがわかるであろう。
で、このコーヒージャグだと全くといいっていいほどコーヒー豆が網の外に漏れないのだ。
よくできているなあと思うところ
ガラスだと割れたり重いので取り扱いが大変だったりする。しかし、これはプラスチックなので取り扱いがすごく楽。
で、このコーヒージャグはふたの出来がよく、回して締めればこぼれない。
Amazonのレビューには「フタが固くて回らない」という書き込みがあったが、そんなことはまったくない。おそらくはレビューをもとに改良されたのだと思われる。
素晴らしいのが冷蔵庫の牛乳を入れるポケットにちゃんと入ることである。
コーヒージャグの下の部分を見てもらうとわかると思うのだが、円形ではないのである。
四角形の角を丸めた形状になっている。
これにより冷蔵庫の牛乳ポケットに収まる大きさにしつつ、容量を確保しているわけだ。
容量1.1リットルということで、夫婦ふたりで1日2杯づつ飲むのであれば2日ほどの量を作れる。
もうちょっと大きくてもいいのではないか?というレビューもあるが、そうすると牛乳ポケットに入らなくなるだろうから仕方がないと思う。
そう考えるのであれば、もう1本買えばいいのである。1日に5杯も6杯も飲む人もいるから、そういう人は2本買えば解決である。
最後に
経済性が素晴らしいのである。1杯大体10円ぐらいで、喫茶店と遜色のないのアイスコーヒーを飲むことができる。もう文明開化がやってきたというぐらいすごい。もっと早く買えばよかったのである。
特に私はこの4月から在宅で作業をしているので、とてもとても助かっているのだ。
ちなみに、我が家ではアイスコーヒーを作ったあとのコーヒー豆であるが、捨てるのではなくこれでホットコーヒーを作っている。
このコーヒー豆を鍋にあけ、水を注いで沸騰させる。
このコーヒージャグのこし器にいっぱい豆を入れていた場合であれば、3人分のホットコーヒーを作るとちょうどよい濃さになる。
「そんな出がらし美味しいわけないじゃん」
と思われるだろうが、だまされたと思って一回やってみてほしいのである。
意外に美味しいと思われるかもしれないのである。少なくとも我が家はこれが好きである。
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