SEOの営業電話をしてくる会社に発注してもよいのか?

SEO

結論から言うと「やめておいたほうがいい」。

となる。

でも、SEOの営業電話をしてくる全ての会社が、SEO詐欺の会社であるからではない。
まあ、たしかに詐欺のような会社が多いことは事実なのであるが、全てが詐欺ではない。
営業電話から受注をしているちゃんとしたSEOの会社もなくはないのだ。

ではなぜ営業電話をしてくる会社にSEOを発注してはいけないのか?

その理由は3つある。

理由その1:

「技術力があり、ちゃんと成果を出している会社は忙しいからテレアポする必要がないから」

ちゃんと実績を出しているのであれば、他の会社から紹介を受けたりして仕事に困ってないのが普通である。
「キチンとした」SEOのコンサルティングというものは誰でもできるものではない。したがって、そんなに案件を受けてもさばききれない。現在の案件をこなすので手一杯か、それ程余裕がないのが普通だ。
きちんとしたSEO会社はテレアポをやる必要はないのである。

理由その2:

「こういう会社に頼むとリスクがあるから」

本来SEOのコンサルティングというものは手間がかかり、コンサルタントの能力に大きく依存する。
しかし、能力がなくてもできるSEOビジネスが二つある。

  • 人工リンク
  • コンテンツミル

人工リンクとは検索順位の上昇を狙ってリンクを貼ること。
コンテンツミルとはSEOでの流入を狙って、面白くもなく役にも立たないコンテンツをつくることである。

人工リンクをつくる会社は最近はかなり少なくなったが、コンテンツミルをやっているSEO会社は今でもたくさんある。
この二つは誰でもできるので、営業してバンバン案件をとってもさばくことができる。
しかし、これに手を出すと今のWebサイトのGoogleからの評価が逆に下がってしまうリスクがある。というか、いずれそうなるのだ。
テレアポによるSEOの提案はかなりの確率でこの二つのいずれかである。関わり合いにならないのが無難である。

理由その3:

「テレアポには営業コストがかかっている」

テレアポは非常に人件費がかかる。
1日テレアポして1件アポイント取れればまずまずというところだ。
5件アポがとれて1件契約できたとしたら、上出来の部類である。

そうすると1件の案件をとるための営業コストは、営業担当者の日給が平均2万円だとすると10万円かかる計算になる。
このコストの分だけ少なくとも割高になることに注意いただきたい。

結論

たまたまSEOを検討していたタイミングのときに、たまたまテレアポを受けるとその会社に頼もうか?と思うかもしれない。

しかし、その会社には頼まないで他の会社に頼むのが吉である。

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