映画 自転車泥棒 Una inquadratura di "Ladri di biciclette" con Enzo Staiola e Lamberto Maggiorani

私のいとこは子供の頃はかなりのやんちゃ坊主で一緒に悪いことをしたものである。

これはその一つである。
ひとけのない薄暗い駐輪場。
周りは全てコンクリート塀に覆われていて、出入り口は1箇所しかない。
条件はばっちりである。

交互にどちらかが入り口の前で見張りに立つ。
人さまのチャリンコの暗証番号を回すチェーンロックを回してこれを開けてみるのである。

ロックするのはそれほどではないが、開けるのがめんどう。そんなわけで一桁だけ変えたりするような人がいっぱい出てくる。

で、どこの桁を変えるか?

当然、一番端の桁。

結構これが面白いように開くこと開くこと。
効率化を目指すのであれば、まず右の桁を回してみる。

世の中の8割ぐらいの人は右利きであるので、まずここから試みるのがよい。
もし、これで開かなかったら右の桁を元の数字に戻してやり、左の桁を同様に回してみるわけだ。

このように二つの桁だけを試みるのであれば、手短にやれば10秒ぐらいで終わる。

驚くなかれ、5台に1台ぐらい開いてしまうのだ!

まあ、我々はあくまで泥棒の真似だけなので、開けた後(開かなくても)元の数字に戻しておくのである。
そうでないと自転車の持ち主が気がついたら気味悪がるだろうからなあ(笑
皆様チェーンロックをどうせするなら全ての桁を変えましょう・・・。

ちなみにこのいとこは手先が器用で、気のいい陽気な奴だったのだ。
しかし、惜しいことに20歳の時に夜中に急に心臓麻痺を起こして亡くなってしまったのである。その話はまた別の記事に。