コロナはリスティング広告に取り組むチャンスでもある

コロナ Webマーケティング

不景気になるとまっさきに削られる経費はなんだろうか?
それは

広告費

である。
コロナによる社会的な動揺はいまだ収まっておらず、広告費は元に戻る気配がない。
私としてはリスティング広告に取り組んでみるいい機会だと思うのである。

リスティング広告とは大きく分けると二種類ある。

検索連動広告

GoogleやYahoo!で検索したときに検索キーワードに関連する広告が表示される。Google検索連動広告

この広告と表示されている部分は検索連動型広告と呼ばれる広告枠である。
基本的な仕組みとしては、キーワードに対して入札をして、金額の高い順番に表示されるというものである。
(実際は、もっと複雑だが、単純化するとそんなこと)

ディスプレイネットワーク

GoogleやYahoo!といった会社は(他の会社も多数あるが)、様々なWebサイト上に広告枠を持っている。

All about.comのディスプレイ広告枠

例えばAll aboutといったWebサイトを例にとってみよう。
この赤枠がGoogleが管理しているディスプレイネットワークの広告枠である。

GoogleやYahoo!が枠を持っているページに対して、自由に広告を出すことができるのだ。
大昔はこの手の有名サイトに広告を出そうと思ったら月間何十万円とかかかったのだが、わずか数円から広告出稿が可能だ。

大まかな仕組み

上記は最初にGoogleなりYahoo!なりにお金を入金しておき、クリックされると徐々に残高が減っていき、ゼロになると広告が止まるという仕組みである。
5,000円程度入金しておくぐらいでも始められるので、実に金額的に敷居の低い広告である。

コロナ前に比べると広告主が減っている。
広告主が減るということは、入札者が減るので安い費用で広告できるということである。

わかりやすいのが検索連動型広告である。

私が住んでいるのが牛久市だが、「牛久」というキーワードとの掛け合わせについてちょっと調べてみた。

「牛久 英会話」「牛久 中古車」「牛久 宅配ピザ」「牛久 ボトックス」といったようなこれらのキーワードで集客すれば、すぐ顧客になりうるようなキーワードであっても全く広告が出ていない。

競合がいないということで1クリック10円で仮に自分のWebサイトに人を集めることができたとしよう。
分野にもよりけりなのだが、大雑把に行って目安としては来訪者の1%が問い合わせや購入につながればまずまずというところである。

1%で計算すると、10円 ✕ 100 で1,000円で1問い合わせ獲得できる計算となる。

ピンチはチャンス

この数字を見てどう思われるだろうか?
チラシを1回撒くと30万円ぐらいかかるだろうが、30万円チラシを撒いて、300件問い合わせはあるだろうか?
そんなことはまずありえないはずだ。

このコロナの渦に巻き込まれている最中はまたとないチャンスとも言える。

「そんなこと言ったって、お客さん来れないから・・・」

そう思うだろう。
でも、そこは発想の転換なのである。
コロナの最中でも求められるもの、売れるもの、むしろ必要となるものを自社の強みで作ることができれば、逆に今は絶好のチャンスだと言えるわけである。
特に地方ではリスティング広告といったWebマーケティングに取り組んでいる会社や店は少ないので、もう刈り取り放題といってもいいかもしれない。

でも難しそう

やってみよう。とっつきにくいがやってみるとそれほど難しくない。
特に現在のGoogleは人工知能が非常に優れていて、チューニングはほぼGoogleが全自動でやってくれる。

リスティング広告に関してはいい本もいっぱい売られているし、何冊か見てみて自分でわかりそうなものを買ってやってみよう。

店休日1日あればできる話である。
やるかやらないか?それだけの話しなのである。

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