Web担フォーラムの今日掲載の「コンテンツマーケティングで成果を上げる企業、「新規記事制作予算」や「専任メンバー数」は成果と関連なし!」はとても興味深いデータだった。

調査データの母数は小さいものの、私の今までの経験と符合する感じである。

ンテンツの売上への貢献は6割超、ただし1年以上の長期取組は必須

確かにこんな感じだろうなと思う。

SEOは時間がかかる取り組みなので、順位がつき始めるまでに最低3ヶ月ぐらいかかるのが普通である。

「ここまで書けば、情報の質・量において他の追従を全く許さないだろう。絶対1位になるはず」

というコンテンツを作ったとしても、検索上位に入るまでには3ヶ月以上かかるし、1位まで上がってくるには半年以上かかることも普通にある。
なおかつ、検索順位が上がったとしても売上につながるとも限らない。
だいたいにおいて3ヶ月以上かかるというのはそういう意味で非常に納得がいくデータである。

すごいなあと逆に思うのが3年以上という回答だ。
成果がでないまま3年以上も頑張り続けることができたというのはとてもすごい。

私の好きな言葉がある。将棋の羽生善治の言葉である。

何かに挑戦したら確実に報われるのであれば、誰でも必ず挑戦するだろう。
報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続しているのは非常に大変なことであり、私は、それこそが才能だと思っている。

これである。
コンテンツマーケティングということはおそらくはSEOによる集客であろう。
SEOという手法は不確実性が高く、成果が出るとは限らない。
うまくいくとは限らない中で継続し続けることができたことは逆に驚きである。

また「まだ売上につながっていない」の36.6%は思ったより少ない感じである。
わたしの感覚であれば半分はあるだろう、という感じである。
そもそもこのアンケートに答えている時点で、コンテンツマーケティングに真剣に取り組んでいるという会社が多いのだろうということで母集団に偏りがあるはずである。

「コンテンツマーケティング一時期頑張ってたけど成果でないので辞めました」

という会社はこのグラフには現れないはずだ。
そういった会社を含めれば8割に達するのではないか?というのが私の肌感。

私のようなSEOコンサルタントの仕事というのは、最短で成果を出す支援なので、あきらめないで早く相談してくれればと思う次第。

最後にベイジの代表の枌谷さんのコメントがある。

「マーケティング施策の精度を突き詰めようとすると、『良質なコンテンツが必要だ』という結論になります。(中略)不確実性が高い領域を扱う場合、『信じて突き詰められるか?』は、成功を左右する大事な条件になってきます」

まさしく同じ見解。
枌谷氏とは一度同じ案件で関わっていたことがあって(もう10年近く前の話)、有名になられたなあと感慨深い。