昔のシャトルシェフ私は実は料理が趣味である。
もともと食堂の後継ぎとして育てられ、子供の頃はよく父親と一緒に市場に行き魚の目利きなどを教わったものである。
高校を卒業する頃は厨房に立って実際に調理もしていた。

でもなぜ店を継がなかったかというと、飲食店って大変なのである。
基本週休1日で、かつその休みの日も仕込みがあるので、一日のんびり休めるわけでもない。
そう考えると店は継ぎたくないなあと思った次第なのである。

趣味で料理を作るのはとても楽しい。
外食も好きで美味しいものを食べたときには「これ作りたい!」という衝動が沸き起こる。
週末に似たような料理を作ってみて、再現度が高いとすごく嬉しくなる。
まあ、妻にいわせると材料代を考えないで食べたいだけ作ろうとするので、割と迷惑だったりするようなのだがまあ、我慢してくださいませ。というところだ。
※今はなあコロナのせいで外食ができないのが残念。

さて、そんな私のおすすめの一生モノ調理器具がある。
これを知らなかったら損というぐらいおすすめなので是非試してもらいたいというところである。

サーモス 真空保温調理器「シャトルシェフ」(4.5L)
by カエレバ

昔は高かったんだけどなあぁ。今は安いわ。10,000円切ってる。

シャトルシェフは素晴らしい!

私はシャトルシェフを25年程前に買って、いまだに使っているのだ。

これは魔法瓶のように保温してくれる鍋である。
シャトルシェフの本体の中に鍋が入っていてる。

シャトルシェフの内側

シャトルシェフの内鍋

鍋を取り出し火にかける。いったん沸騰させたらシャトルシェフの本体の中に鍋を入れるという使い方である。

そうすると魔法瓶のような保温効果で半日ぐらい熱いままになっている。

カレーやシチュー、豚の角煮、チャーシュー、牛すじの煮込み、豆料理などにめちゃめちゃお役立ちである。
例えば牛すじの煮込みであれば、前々日の夜に調理して、翌朝再度火を入れる。また夜に火を入れて、翌朝また火を入れる。

って感じで、夜と朝にだけ火を入れればずっと熱さをキープして、2日程これを繰り返せば牛すじがとろけているというあんばいである。

ちなみに火にかけて再加熱するときは、まだ熱い状態なのですぐ沸騰する。
ずっと火にかけていなくても、とろ火で加熱し続けたような効果がある。
非常にエコでもある。

肉や豆などを柔らかく煮るという用途においては圧力鍋に近い。
私は圧力鍋も使ってはいるのだが、すぐに食べたいという時以外はあまり使わない。
大丈夫だと頭ではわかっているのだが、圧力鍋って破裂しそうでなんだか怖いのである。

その昔、筒井康隆という作家の「顔面崩壊」というSF小説を読んだことがある。
※絶版だったのだが、Kindleでまた読めるようになったのは喜ばしい。
「顔面崩壊」では圧力鍋が破裂して、中の豆が飛び出し顔面が穴だらけになってしまうという描写がある。
そこにウジ虫や寄生虫が住み着く。寄生虫は血管に沿って移動するので、かゆさのあまりかきむしるので顔面の筋肉が露出してしまう・・・。

といった描写がある。
これがトラウマで圧力鍋ってかなり嫌なのである。
圧力鍋には安全弁があって、ある一定の圧力を超えると弁が開いて圧力を逃がすようになっているから大丈夫なはずなのだが・・・。
しかし、しかしである。

豆類など水分を吸収してふくれるものは入れる量に気をつけなければいけない。
日本の雑貨工業品品質表示規程では「なべに三分の二(ただし、豆類にあっては三分の一)以上内容物を入れて使用しない旨」を表示義務としている。
また、牛乳のように加熱すると泡立って膜を形成して吹きこぼれやすくなる食材や、カレーやシチューなどの粘性が高い食材、練り物が大きく膨らむおでんなどは、蒸気の通り道を塞いだり、流れを妨げて安全弁の動作を狂わせ、内部の圧力を異常に高くしてしまう危険性があるため、取扱説明書に従った注意が必要である。
日本の雑貨工業品品質表示規程では特に「重曹を直接入れる料理をしない旨」と「多量の油を入れて使用しない旨」を表示義務としている。

とWikipediaに書いてあるとおり、完全に安全とは限らないのである。
そう考えると、時間はかかるもののシャトルシェフが好きって感じなのだ。

あと、シャトルシェフにはできて圧力鍋にはない特徴が3つある。

  • 保温しておける
    車にシャトルシェフで行楽地にシチューやカレーを持っていくことができる。
    ランチに熱々の食事が食べられるのは最高である。お弁当と違って食中毒の危険もないし。
    ちなみに氷を入れれば冷たいジュースやコーヒーなども保温しておける。クーラーボックスよりはるかに高性能(まあ、当たり前だけどw)
  • 煮崩れしない
    圧力鍋だと中で食材がグラグラ煮込まれるのでどうしても短時間とはいえ、煮崩れが発生する。
    シャトルシェフであれば沸騰させる時間が非常に短いので、ほとんど煮崩れが発生しない。これは素晴らしい。
  • 途中でアクをすくうことができる
    これは意外に気が付かないポイント。
    圧力鍋だと途中でフタを開けるわけにはいかない(まあ冷まして開けてもいいのだがとても面倒)。しかしシャトルシェフならアクをすくうことが普通にできる。

シャトルシェフのおすすめ

カレーなどを作る際にこの鍋で肉や野菜を炒めようとするとこげついてしまう。
なので、あらかじめテフロン加工のフライパンなどで炒めておくことをおすすめしたい。

あとは場所をそれなりにとるので置き場所は考えておかないとである。

シャトルシェフでおすすめは?

ズバリ大きめを買え!である。

3リットルタイプとかはおすすめしない。
カレーとかは量を多く作っても手間は一緒なので多く作れたほうが時短になる。
ということで4リットル以上がおすすめだ。

下にあげた3つの製品はいずれも4リットル以上の容量がある。

さて、私がシャトルシェフを買った頃は内鍋はステンレス製しかなかった。
内鍋で肉や野菜を炒めると焦げ付いて悲惨な目に合うということがあった。
あらかじめテフロン加工のフライパンなどで炒めてからシャトルシェフに移す必要があったのである。


しかし、文明は確実に進歩しているのである。
今は内鍋がテフロン加工の製品も発売されている。実に素晴らしいのだ。しかも8千円台と安い。

あとは、上記の2つのように昔からあるような内鍋がステンレスの製品もある。
どちらがいいのか?というと、それでも長く使いたいのであればステンレスをおすすめするかなぁーーである。

テフロン加工は最初は調子がいいのだが、どんなに高級なテフロン加工であっても、頻繁に使っていると1年ぐらいでテフロン加工がはがれてしまうのが普通である。はがれた微妙なテフロン鍋で調理をするよりも、最初から別のフライパンなりで炒めてからシャトルシェフに移すのがいいと思う。

ということでどうでしょう?是非