とりあえず初段になるためには3手詰めを数多くこなすのが、遠いようでも近道のようである。 でも、3手詰めでもいろいろな問題集があって、結構難易度が違ったりするのである。 難しいものからやるとかなり大変だったりするので、そこで私が今までやった3手詰めの問題集について難易度をつけてみた。 アプリもあれば本もある。 アプリと本であるがどちらがいいかとなると、まずは本の方がお勧めである。それはなぜかというと、良書といわれる問題集は本にしかないからである。 実際に自分がやってみた感想と、難易度についてそれぞれレビューしてみるわけである。

浦野真彦 3手詰ハンドブック

3手詰ハンドブック新版 [ 浦野真彦 ]
by カエレバ
3手詰ハンドブック 2[本/雑誌] (単行本・ムック) / 浦野真彦/著
by カエレバ

級位者にとってお勧めされることが非常に多い本であり、名著とされている。 私はこの本をそれぞれ10周以上解いた。200問以上収録されているので、延べこれだけで5,000問ぐらいは解いた感じである。 素晴らしい要素が2つある。

  1. 飾り駒(詰みの手順には関係しない駒)が一切ないこと。 実戦形っぽくするために美濃囲いの駒をいろいろおいてみたりといったように飾り駒はよくみかける。 しかし、この本では全く飾り駒がなく盤面がシンプルである。わかりやすいのである。
  2. 変化手順が少ない 3手詰めでのいろいろな詰ませる手順が存在する作品がある。この本では変化手順が少なく、かつ回答にはすべての変化手順が書いてあるのが素晴らしい。 詰将棋の本では解説の欄には文字数の制限があって、すべての変化手順が書いてなかったりすることが多い。しかし、この本はそうではない。 変化手順が仮に2つあったとしても、3手目が同じ手で詰むように作ってあったりとか、初心者に対するいたわりの愛情を感じるのである。

森 信雄 詰将棋一丁目三番地

詰将棋一丁目三番地 1手・3手詰将棋+上達アドバイス [ 森信雄(将棋棋士) ]
by カエレバ

1手詰め120問と3手詰め240問の合計360問が収録されている。1手詰めが収録されているのだが、まあ馬鹿にしているとたまに間違える・・・。
この本の面白いところは、1ページの上下にちょっとだけ違う問題が載っていること。配置が微妙に違ったり、持ち駒が違ったりする。
ちょっと違うと手順が全く変わるのが実に面白い。
詰将棋をたくさんやっていると、「初手はたぶんこれだな」っていうのが徐々につかめてくる。初手が異なる形をいろいろ見せてくれる。
それでたぶんこれ、という初手が片方は見えなかったりして、自分がいかに手筋というものが見えていないかがよくわかる本である。
上達のためのアドバイスも載っていて実にボリュームといい盛り沢山。
分厚いが文庫本サイズなのでかさばらないし、サクサク進めていけるので楽しい。 私はこれも合計5周解いた。浦野真彦氏の3手詰ハンドブックよりちょっとだけ難しい印象。

高橋道雄 3手詰将棋 将棋パワーアップシリーズ

3手詰将棋 「三手の読み」が身につく202問 (将棋パワーアップシリーズ)[本/雑誌] / 高橋道雄/著
by カエレバ

202問収録されている。 初級者向けと銘打っているが「基本に立ち返って詰め手筋を確認したい有段者にもおすすめ」と書いてあることからも想像つくように意外と難しい。 この本は浦野真彦氏の本とは真逆で、飾り駒が満載である。美濃囲いや矢倉がほぼそのまま残っているのに3手で詰むというような問題が多い。 「ええ?マジ?これ3手で詰むの?」 みたいな問題がかなり多い。 解いてみたいと思わせるというところがどうやらコンセプトなのだと思う。 あとは、トリッキーな手や捨て駒がない作品が非常に多いのも特徴。 大駒の透かし効きで詰ませたり、両王手で最後に動かした駒が取れないとか、大駒や香車で玉が素抜きされてしまうから取れないで詰みといった、ちょっとトリッキーな詰み手順が多い。 また、「ええ、そんな俗手で詰むの?」みたいなめちゃめちゃ俗手過ぎて逆に盲点になるような手があってこれもまた難しい。 私は最初の1ページ目の2問目から早くも「うげ、難しい」と思ったものである。 これは7周やった。

詰将棋パラダイス 3手詰傑作選

詰将棋パラダイス 3手詰傑作選 [ 詰将棋パラダイス ]
by カエレバ
「詰将棋パラダイス」は業界唯一の詰将棋専門誌であり、「詰将棋マニア以外お断り!」と敷居が高そうに思えるかもしれません。 ですが、実はそうではないのです。「詰将棋パラダイス」には「キッズルーム」「保育園」と呼ばれる3手5手詰コーナーがあり、この部分は将棋初・中級者でも十分に楽しめる内容になっています。 「詰将棋パラダイス」を全部解くのはもちろんマニアの世界になりますが、「キッズルーム」や「保育園」の良質の問題はぜひ多くの方に解いていただきたいですし、解いてみたいという方も多いと思います。 そこで本書の登場です。 約10年続いている3手5手詰コーナーから詰将棋編集部がセレクトした問題集ということで、多くの方に取り組んでいただける内容となっています。

とのこと。でもこれやっぱり難しい・・・。すげーーー難しいのである。1周りやってみたものの、繰り返しやってみようという意欲はわかず、1周でやめてしまった。まあ、あとで繰り返しやってみようかなと思う次第である。

市原誠の詰将棋2(3手詰オンリー)

実は一番最初にやったのが市原誠の詰将棋2(3手詰オンリー)というアプリである。

市原誠の詰将棋

Android版 iOS版

3手詰めが50問収録された無料のスマホアプリだ。

「3手詰めでもなかなか解けねえw」

ということが判明。初回はたった50問にも関わらず、クリアするのに2週間以上かかった。 3分ぐらも掛からず解ける問題は解けるのだが、解けない問題はもうひたすら解けない。 あんまりにも解けないので、王手ができる手をしらみつぶしにやってみて何とかクリアするということが結構あった。これでは解けているとは言えない。 しかも解けない問題があると、そこで嫌になってしまいスマホで別のことをやり始めてしまったりするのである。そんなわけでなかなかはかどらない。

困ったことに解けなかった問題は「2度目にやってもやっぱり解けない」のである。一度は答えを見ているにも関わらず解けないのである。

3回繰り返してやったら、それなりに解けるようにはなったが時間が開くとまた忘れてしまう。 6回ぐらい繰り返してやっても、やはり苦手なわからない問題はわからなかった。人間ってこんなもんかな。

これは結局20回以上やったのである。本を取り出すのは面倒でスマホだけ持っているという時に重宝。 1周解き終わると「歩1枚ぐらい強くなったかもしれません」というようなメッセージが表示されるのが好きである。

とりあえずまとめ

他にもいろいろ実はやっているので、おいおいまとめていきたいと思っている次第である。 ではでは(@^^)/~~~